おおいた Organic Market 様にご紹介いただきました。

大分県貝殻リサイクルシステム開発プロジェクト海をきれいに海を守ろう牡蠣殻貝殻で海と畑と食卓をつなごう2020年4月、大分県の画期的な始まりました!牡蠣、檜扇貝、真珠貝などの養殖で出る貝殻を海洋投棄や単に産業廃棄物にせず、天日干…

おおいた Organic Marketさんの投稿 2020年6月12日金曜日

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大分県貝殻リサイクルシステム開発プロジェクト

海をきれいに海を守ろう
牡蠣殻貝殻で海と畑と食卓をつなごう

2020年4月、大分県の画期的な始まりました!牡蠣、檜扇貝、真珠貝などの養殖で出る貝殻を海洋投棄や単に産業廃棄物にせず、天日干しにして粉砕し、畑で使ってもらう。海がきれいになることで赤潮の発生を防ぎ、海の生き物を守り、畑では美味しい野菜がとれる。海と山の循環システムを大分県で作ろう!というプロジェクトです。

試行錯誤の1年目が始まりました。海の担当は大入島で新しい方法で牡蠣の養殖をする合同会社シンエイマルの宮本信一さん。ちなみに貝類はかなり繊細で敏感な生き物。養殖で薬剤等は一切使えません。山、畑の担当は今年は5人の生産者のみなさん。粉砕した牡蠣殻を使ってそれぞれの農園に合わせた作物を育てて実験し、このシステム作りを一緒にします。

先日は日出町青井農園さんの圃場で粉砕牡蠣殻の使用実験がスタートしました。最後の担当は消費者のみなさんになります。循環システムの中の消費、どんな海産物、農産物を選択するのかで是非巻き込まれて、一緒に海を守る事が出来たらと思います。

詳しくは明日のマーケットで!大入島の宮本さんの粉砕牡蠣殻をご希望の方にお渡しします使い方は自由です。

このプロジェクトの準備は長い間かかりました。赤潮の研究者の方が家庭菜園特集にこられて、希望者に貝殻と海藻をお渡しした事があります。30人の方にお渡しして、半数の15人の方がわざわざお礼のお電話をくださったことがありました。「こういう取り組みに賛同します。」という理解をとても得られたそうです。

今年満を辞して大分県の新しい取り組みとしてスタートしました。美しい海を次世代に残す仕組み作り。こんな素敵な仕事をマーケットが担うことになりました。素敵な仕事。そんな仕事に巡り合えて幸せです。明日は赤潮の専門家、研究者の宮村さんが配布してくださいます。宮村さんの情熱の詰まったプロジェクトです。ちなみに大分県は政策県庁、というのを掲げているらしいです。知りませんでした。