大学連携のご紹介:地方都市の自営業セクターを研究するゼミチームがやってきた。

みなさんおはようございます!
新栄丸の宮本新一です。

8月3日から5日までの3日間、私たちの地元佐伯市に地方都市の生業を研究する大学生のゼミチームが定点観測にやってきました。一昨年にも受け入れを実施しており、今回はフリップファーム方式の牡蠣養殖のその後についてや今後の販売戦略についてなど、ヒアリングを受けました。



佐伯にやってくる前に、事前学習として佐伯の統計情報や新栄丸についてなどを研究してきたこともあって「フリップファームシステム」や「シングルシード」といった業界ならではのキーワードが会話の中で当たり前に飛び交っていたのが印象的です。大入島の未来や漁業者への期待などもディスカッションすることができ、実際に後継者として漁業に携わることになるかもしれない世代の皆さんと意見交換ができたのはとても参考になりました。



また、ヒアリングの最後には、新栄丸のブランディングやマーケティング、販売戦略や細かい商品の魅せ方などについても学生たちからの熱く自由な発想での提言をいただきました。中には突飛な面白アイデアもあったり、笑えるアイデアもありましたが、どれも的を得た素晴らしい提言でした。いくつかのアイデアは早速日々の経営に取り入れて実践していきたいと考えています。

ヒアリング中に分からないことがあると即検索する学生たちの研究熱心さに感心すると同時に、生まれたときからインターネットに触れている世代のこれからの活躍が大いに楽しみになりました。



学生のみなさんにまたいい結果報告ができるように今日からまた一日一日積み上げていきたいと思います。

宮本