【気仙沼×大入島】世界でもここだけでしか味わえないコラボテイスト。

牡蠣養殖を始めるにあたって、まったくの門外漢だった私は、国内でも有数の産地に勉強に行きたいとインターネットやSNSを通じて見学をさせてもらえる場所を探していました。知識も経験もない牡蠣養殖を始めることに不安も迷いもあった当時。今となっては懐かしい思い出話ですが、藁をもつかむ思いで情報を探していたことを思い出します。


そんな中、宮城県気仙沼にある水産会社さんが受け入れを快諾してくださり、実際に気仙沼に行くことになりました。大分県から宮城県まで、よくよく考えれば遠いところまでよく行ったなぁと自分でも驚く行動力ですが、当時はがむしゃら。遠距離もなんのその、気仙沼の漁場までお邪魔しに行きました。

 

本来なら、同業者となる人間にノウハウを開示することは躊躇されるべきことなのですが、気仙沼で出会った師匠とも呼べる恩師は、洋上現場で牡蠣養殖のイロハを存分に教えてくださいました。その日の宿の手配までしてくださって、夕食も一緒にしてくださるおもてなし、やさしさ。自分の中に原体験として大きく残っています。


宮城県》気仙沼大島・牡蠣の養殖 Stock 写真 | Adobe Stock

 

気仙沼で行われていたのは垂下式と呼ばれる養殖方法で、私たちが現在取り組んでいるフリップファーム式とはまったく違う方法を採用されています。その土地土地に牡蠣養殖の歴史があり、土地の産業、雇用、習慣、文化に合わせた養殖方法を採用されています。

 

宮城のカキ生産 - 宮城県公式ウェブサイト

 

どこの牡蠣が一番おいしいか、という議論もありますが、その土地土地の海は唯一無二。その海で育った牡蠣の味わいを存分に味わう。それがいいと思うんです。どの牡蠣も美味しい。その「美味しい」の背景にある土地やその牡蠣を育てる海、そこに携わる人。そういったものすべてを含めて「味わい」が生まれると考えると、どれも素晴らしい牡蠣ですよね。

 

 

気仙沼でお世話になった恩師の牡蠣を、大入島の海で仕上げたらどんな味わいになるのか。お世話になった恩返し・・・とまではいきませんが、気仙沼と大入島のコラボレーションを通じて気仙沼の牡蠣との出会いを広げることができたらと思い立ち、コラボレーションオイスターを販売してみようと思います。

大入島の海に浮かぶフリップファームのバスケットに揺られた気仙沼の牡蠣。世界でもここだけでしか味わえないコラボテイスト。気仙沼の海で育ちあがった牡蠣が、大入島の海の栄養分も吸い込んで出荷を迎える。はてさて一体どんな味わいになるのでしょうか。

通常の大入島オイスターとはまた違った味わいを存分にご堪能下さい。なお、この商品は2月末までの期間限定商品となりますので、ご了承ください。

 

商品詳細はこちらから

【気仙沼×大入島】

▶ コラボオイスター 約1.5kg 15個程度入
https://www.shinei-maru.com/shop/products/detail.php?product_id=76


▶ コラボオイスター 約3.0kg 30個程度入
https://www.shinei-maru.com/shop/products/detail.php?product_id=77


▶ コラボオイスター 約5.0kg 50個程度入 
https://www.shinei-maru.com/shop/products/detail.php?product_id=78