原動力は、大入島でカキ養殖を成功させて若い人が大入島で仕事ビジネスモデルを作ること。

先日のNHK大分にて、大入島オイスターの取り組みが紹介されました。

フリップファーム方式という世界的に見てもまだ稀有な養殖方法がフックとなり、取材陣の目に留まった一面もありますが、大入島という人口減少真っ只中の離島にあって、新たな産業を立ち上げ、若い人たちがこの島で仕事と生活を作っていけるようなビジネスモデルを構築しようという取り組みにも興味をもっていただけたのはとてもうれしく思います。

大入島オイスターを育成しようと走り始めた当初、家族とほんの数人の仲間たちと走り始めた時から若い人たちが漁師という職業を選択できるようなビジネスモデルを構築したいと言葉にして発信し続けています。

少しずつですが、確実に仲間は増え、大入島を契機に佐伯市内の別の漁場でもフリップファーム方式の導入を目指したシングルシード牡蠣養殖が始まりました。まだまだ理想形には程遠い現状ではありますが、理想に向かって一歩一歩を進めている今はとても充実した日々です。

ゴールにたどり着いたときが喜びの瞬間ではなく、ゴールに向かって一歩ずつ進んでいる今が幸せな時だとかみしめながらまた今日も牡蠣たちに向き合いたいと思います。

取材内容はNHK大分アナウンサー和田弥月さんの素晴らしいまとめをぜひご覧ください。
https://www.nhk.or.jp/oita-gensen-blog/500/478590.html

今年も新しい期をスタートさせた当社です。

引き続き叱咤激励と変わらぬご愛顧をいただきますように、よろしくお願いいたします。

 

宮本